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B SIDE APPROACH インタビュー
2019年 05月 18日
難波ROCKETS、BEARSなど、関西ハードコアの濃ゆい細道をガムシャラに 駆け抜けてきた彼らのインタビュー。 今回のHardcore kitchenからリリースされる6way split『Chain of karma』 に関する話はもちろん、 バンドの沿革やメンバーの変遷、ルーツや音楽観にいたるまで、雑談を交えながら 様々な話に内容は及んだ。後半は酒の勢いでやや暴走気味に。 場所は最近よくインタビューの場所で使われることの多い、 MIZUTAMAXX(EX-C, THE HAWKS)が切り盛りする花園町の丸一屋にて。 Vo.のSHOYA、最近正式加入となったDr.のOKA、そして途中参加 (遅刻)してきたGt.のUMEKAWA(MAN AGAINST MAN, NORTH MAN NOSE) の3人に話を伺った。 インタビュアー:EROLIN(BURNING SIGN, NODAYSOFF) EROLIN(以下 E):まずは今回の音源の話から聞きましょうか。 ハードコアキッチンからのリリースということで、 どういった経緯だったんでしょうか? SHOYA(以下 S):実は細かい経緯とかは俺もよく分かってなくて(笑) ハードコアキッチンならその二人の繋がりかなと。 もしかしたらOVER30KIDS(FIVE NO RISKのVo.テッペイ氏のレーベル)の コンピとかを聴いて、 そのくらい(笑) E:フワフワしてるな~(苦笑)なるほどですね。 OKA(以下 O):うーん、まぁでもHARDCORE DUDEがいるからなぁ。 E:そっか・・・そう考えるとそうでもないかもですね。 CYCOSISとかとの並びを考えるとバランス良 収録曲は何曲でしたっけ? S:今回は3曲やね。 E:どんな感じの3曲でしょうか? S:いやいや(笑)1曲目は珍しく元ネタがなくて。 T(Gt.) 今までそういう作り方をしたことは実は初めてやったんちゃうかな E:初めてなん?(笑) S:ホンマにそうかも。 マサトも好きなバンドの曲やリフを参考にしてもってくること多い ほんで最初はそのTがもってきてくれたリフに、 こないだまでドラム叩いてくれてたテッペイくんがドタバタと リズ 一同:(笑) MIZUTAMAXX: ラフィンノーズ E:なるほど。2曲目はどんな感じですか? S:2曲目は・・・BLOOD FOR BLOODやね。 E:ここにきての原点回帰すか(笑) O:メンバーで飲んでた時やったかな、俺がBLOOD FOR BLOODみたいな曲 また作ったらいいんちゃう?って言って。 S: マサトが曲作ってきたんやけど・・・ O:3曲目もそうなんやけど、完全に誰がどう聴いてもCRO- ええんかな?っていう・・・ そこを上手く料理してくれたのがTかな。 E:やっぱり彼は引き出しも多いですからね。上手いですし。 S:ハードコアをあんまり知らんねんTは。 それが良い方に出てくれたなと。 E:Bサイドっぽさって何なんでしょう? S:うーん・・・老害感?(笑)CRO-MAGSの曲はA⇒B、 でもオカくんが叩いてる途中でもう恥ずかしいって言い出して( 一同:(笑) O: そのベイサイド(BAYSIDE JENNY)感というか・・・ S:ウォーター感、ベイサイド感、アトラン感・・・ E:アトラン感とかそんなんある?(笑) O:テッペイのドラムの時は良い感じにグチャっとしてて、 それが良いように聴こえたんよね。 やけど実際に整えて叩いてみると・・・ S:何とかリフとかイジっていって・・・やね。 E:まぁ手もとのストロークとかね。 S:あとセコナンのショージさん(SECOND TO NONEのVo.) フラッとスタジオに遊びに来てくれた時にアドバイスくれたのも マサトが適当に弾いてたリフにええやんけ、 大先輩のプロデュース。 O:それを忠実に再現した後輩ということやな(笑) S:まぁそういうことすね(笑) E:でも今の日本で名前の出てるようなバンド目指したり、 S:誰も今やってない感じにはなったと思うよ。 E:次はメンバーの話にしましょうか。 ここ数年の初期衝動全開なテッペイくんのドラム期を経て、 結構タイトにグッとしまった印象があるんですが。 S:もはや誰が正式メンバーか分からんねんけどなー。 って言うてくれるけど、 一同:(笑) O:Tはお金の話になると、一応ちゃんと渋い顔はしてくれるよ( S:お金の面で言ってしまうと・・・メンバーは俺だけすね(笑) あの人のおかげでバンドが継続できた面もデカいし、 何より行動力あるし。スタジオ勝手にとったり、 ライブも勝手にOKしてくるとかあったな。 E:あの人らしいすね。メッチャわかるっす。 S:ただテッペイくんと梅川くんが一緒っていうのは・・・ むちゃくちゃ面白かったんやけど、普通に考えてみてや? O:辞めるときもちゃんと引き継いでくれたしな。 S:そうそう。キッカケを探してた部分もあったんやろうけど・・ ファンダンゴやったかな?ファイブノーの企画で、 みたいな展開になったんやけど、 でもそれも踏まえてちゃんとオカくんに引き継いでくれてて。 O:なんか最後やたらドラマチックやったんよ、 やったんやけど、終わってからLINEグループで「楽しかったわ、 とともにテッペイが退出しました、みたいな( S:絶対なんかの映画に影響されたやろっていう(笑) でもさっきも言ってたけど、 E:その前ってなるとガッツのドラム時代か。 S:もうあんまり覚えてないな・・・ 色んな人に手伝ってもらったりしてたよ。 E: S:ペース上げるとかではないけど、 E:それは感じるっす。 あと聞きたかったのが、 ここ数年やたらとドのつく平日のライブが多くて、 あれは何かしら理由みたいなのはあるんかな? S:めっちゃ深く考えてるわけではないけど、 そして何だかんだ好きな人がちゃんと集まって、 結構刺激もあるし楽しくて。あと週末は家のこととかもあるし、 その点、逆に平日の夜とかは好きに使える感じもあって。 E:これめっちゃ面白いすわ。 O:京都なんかはあんまり平日ライブやってない印象あるなぁ。 E:確かにそうですね。 ライブハウス自体はそれなりにスケジュール埋まってるすけど、 バンドの頭数も正直足りないですし、 ソクラテスとかが街の中心部にあったらなぁとかは思いますけど。 O:なるほどなぁ。大阪の方が平日やりやすいってことか。 E:東京か大阪くらいじゃないですかね、 話ちょっと変わるすけど、 S:いきますか(笑) 客層とかも若い子が結構増えたりした時期があって。 ホンマただの老害やなって(笑) 一同:(笑) S:ドラゴンスープレックスって技があって、 その技でキャーキャーいう客に向かって 「あいつら騒いでるけど、 E:良い老害と悪い老害もいますけどね。 S:若い子の聴く音楽とかもチェックはするんよ。 でも・・・ とかそういう話になるねんな。 O:何が悪いんって話やし(笑)しゃーないねんもん、 S:結局BAD BRAINSが、CRO-MAGSが、Murphy's Lawがカッコ良い、ってなっちゃう(笑) E: (ここでUMEKAWA登場) S:ちょうどええとこ来ましたわ、今のテーマは老害です。 UMEKAWA(以下 U):いきなりやな~。 S:でも梅川くんは良い老害すよ。エラそうじゃないし。 U:ミズタさんとか見てると、あぁなりたいって思うもん。 ほんで単純に好きなもんは好き、嫌いなもんは嫌い。 O:マジメやなー(笑) E:今回の収録バンドでいうたら・・・ U:SAIGAN TERRORはホンマにカッコいい! サキさんもGARPIKEやった頃から。 E:梅川くん今いくつでしたっけ? U:44やわ。NUMBのセンタとかナツオとか確か一緒。 1個上がテッちゃん(T.J.MAXX, EX-C)とか。 E:確かにエラそうな人とかはおらん世代すね。 U:そうそう。そんなに殴られたこととかもないしな。 E:嫌いなんは誰すか? U:XXXXXXXXや!アイツは許さん!アレこそ老害や! E:カットしておきますね(笑) U:後輩がやりやすいようにしてやるのが良い先輩やんけ! S:おお~(笑)俺らに対してもそう思ってくれてるんすか? U:あったり前やろが! 一同:(笑) E:ちょっとエエ話はさんどきましょか(笑) 俺が前のバンド( 気がしますよ。面白そうなのやってるやん的な感じで。 U:KEEP AWAY FROM CHILDRENを俺が大阪に呼んだときじゃなかったっけ? E:あ、そうやったすかね・・・ちょっと記憶が曖昧ですけど、 ちゃんと話しかけてくれて、優しい先輩やなって思いましたよ。 S:俺もエエ話かぶせよか。 俺らが最初に会ったのは昔にCROW DRAGON TEAの1stレコ発に出た時やねん。 クラストっぽいバンドとか、そういう感じやってちょっと怖いなーとか思ってたら、 って言ってくれて。 一同:おぉ~。 U:そんなんカッコ良いと思ったから普通やん! 未だにウォークマンで聴いてても・・・ S:ウォークマン!?いまだに!?(笑) E:老害っすね~(笑) U:もうウォークマンは流石につこてないわ(笑) いや、 S:浪速の兄貴やなぁ。 O:たまにはアゲておかな。 E: S:1番最高やったのはやっぱあれかな・・・東京のライブ。 ENSLAVEのジープに呼んでもらってSECONDARMSと 最近京都も来てた山形のD.N. E:あ、これは・・・アノ話っすね(笑) S:日曜日のライブやったんやけど、ジュンヤとかオカベくん( トモくん(ROCK CRIMAZ)とかもいて。 ただオカベくんがライブ観に来るってメチャクチャ珍しいことで( E:まぁ知ってる人たちなら目に浮かぶ光景ですわ。 S:そしたら帰り道よ、 早く帰らなアカンっていうて 真冬の初台の交差点やわ。急に梅川くんが車停めてくれ!っていうて。 「 マジで何やねんって思って、もうちょい話聞いてたら・・・ 「 一同:(爆笑) S:最初は流石にウ●コじゃないやろって思ったんやけど、 O:え、一本まるまる?(笑) U:せやな・・・完全にパッチの中にモリモリと・・・ 一同:(爆笑) S:ほんで本人は酔うてるのもあるから「もう行ってくれ! ばっかりで・・・ とか言い出して(笑) E:もうアカン、息できん、苦しいすわ(笑) S:仕方ないからズボン脱がして下スッポンポンや。 O:地獄やな(笑) S:そしたら警察が偶然通りかかって「どうしました?」 E:うわ~凄い展開(笑) S:しゃあないからライブで来てたんやけど酔った先輩がウ● って説明してたら、警官もそれ見て「うわぁ・・ でもそのまま手伝ってくれてん、処理とかも。 MIZUTAMAXX:うわ、めっちゃエエ人やな。 S:そうなんすよ!せやのに梅川くん、その警官に向かって 「 E:ほんっまに最低ですね(苦笑) S:何とか帰るには帰ったんやけど、 O:これ面白すぎて他の話どうでもよくなったわ(笑) U:ホンマにそれ以降、みんなに頭上がらん・・・ お前らが笑ってくれたらええんや・・・ E:いや~壮絶ですね・・・(笑) これがかの有名なリーブミーアローン事件すね。 ちょっと話変えて、 何かあったり S:うーん、あんまりなかったかな。 アレはまた別やったしなぁ。 一回T.J. そのくらいやね。 E:なるほどなるほど。 では梅川くん西成のオススメの美味しいメシ屋を教えてください。 U:(色んな店を紹介してくれたが録音が不鮮明だったため割愛、 興味があれば本人に聞いてみて下さい) E:ではオススメの風俗店を。 U:( 興味があれば本人に聞いてみて下さい) E:これ超面白いんすけどカットしときますね(笑) U:もうちょいバンドの話とか聞きーや! S:誰も興味ないやろ(笑) 一同:(笑) E:前半はそれなりに聞きましたよ、バンドの話(笑) 最近チェックしてるバンド。 S:うーん…ない(笑) E:ホンマに困るバンドすね(笑)ほな最近買ったCD。 U:FIREBURNかな。あれはメチャクチャカッコ良かった。 E:あれとか聴いてないすか? 完全CRO-MAGSでシブいっすよ。 U:知らんなぁ。最近Apple Musicやり出したんやけど、 結局DAG NASTYとSLAPSHOTしか聴いてない・・・。 一同:(笑) S:エグいな(笑)オカくん何聴いてます? O:うーん・・・研ナオコかな・・・ 一同:(笑) O:いや、メッチャ良いねんで。 E:なるほどっすね。もうちょい最近のバンドないすか?(笑) U:ない!興味がない!聴こうと思わん。 上手いのはわかるけど。とりあえずよく分からんけどアツイ! S:もうそれが完全に老害やん(笑) U:キラーチューンがないねん!全部一緒に聴こえる! Bサイドとかキラーチューンだらけやと思うで。 E:梅川くんのキラーチューンの定義って何ですか? U:リズムやな。前のめりな。 S:でもDAG NASTYなんすね。 U:DAG NASTYも前のめりやもん。 完全に暴力。 S:暴力(笑) U:あんなん暴力でしかないって! E:あはは(笑)そしたら梅川くんのエモっていうと? U:BORN AGAINSTとかやな。 俺はYOUTH STRIKE CHORDとかやってた時のDIYの感じが真ん中にあるから。 ゲットアップキッズとかがエモとか言われるけど・・・ あんなもん只のカレッジロックじゃ! 一同:(笑) S:老害全開やん(笑) U:LIP CREAM。でも影響されたっていわれたら周りのバンドやで。 E:年下でワクワクするバンドってどうすか? U:未だにメガネ外して帽子置いて、 年下のバンドってBURNI S:それより下は? U:おらん! S:WRONG STATEはカッコ良いすけどね。 U:せやな。 アイツらはタカサゴとかヒデタとかキャラも立ってるし。 ガツガツきてくれんのは好きやで。可愛いなぁと思うし。 S:こんな感じかな。しかし後半の畳み掛けエグかったな(笑) E:ほなこれ最後で。これからどんな感じでやっていきますか? S:アルバムかな。フルで。曲ないけど(笑) U:淡々と続けるって難しいからな。 SMDとかがガツガツやってると刺激も受けるけど、 O:Tのいうことをちゃんと聞いて(笑) 一同:(笑) S:基本的に温厚やけど、ギターのことなると厳しいから。 梅川くんがミスると顔が険しくなる(笑) 「 E:締まったすね(笑)ありがとうございました! HCK 047 HARDCORE CROSSOVER GUERRILLA 6way split !
by hardcore-kitchen
| 2019-05-18 10:45
| インタビュー
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